早朝ランニングでマラソン後半で起こりうるエネルギー切れ状態に身体を慣らそう

早朝ジョグの最大の悩みはかかとの痛みではなく・・・

洞爺湖マラソンまでは早朝練習をとにかく継続して、走りの土台をしっかり作る。

これが今シーズンの本命レース洞爺湖マラソンに向けての、ある意味最も優先している方針で、朝5時半より昨日は15キロ、そして今日も10キロを早朝ジョグを実施しました。

現在の私の大きな悩みであるはずのかかとの痛みは相変わらずで、走り出して5キロほどの間は激痛との戦いとなります。

ただかかとの激痛は5キロくらい走ったところで、痛みが引いてくるのもわかってきて、前半さえ我慢できればどうという事もなくなってきました。

・・・のですが昨日今日の早朝ジョグでの何よりの問題は、かかとの痛みではなく、痛みがなくなった頃合いを見計らったかのように、身体にどんどん力が入らない状態になってしまう事。

この要因と思われるのが、フルマラソンでも後半になるとほとんどのランナーが経験する事となるエネルギー切れです。

エネルギー切れ状態で走るのは本当にきついですが・・・

私の夕食の時間はいつも早く、夕方5時半ごろには食事を終えてしまっている場合がほとんどです。

そしてその後は早朝ジョグを終えるまでは、水以外口に入れないようにしているのですが、12~13時間全くエネルギー源を摂取するための食事を行っていない事になります。

結果走っている間にエネルギー切れ、糖質が枯渇した状態になってしまうのも、全くわからない話ではありません。

ただ1月に早朝ジョグを行っていた時は、20キロ超の距離を走っていても、昨日今日ほどきつく感じなかったような気もするのですが、ここ最近のエネルギー切れ状態はかなりひどく、最後の方になると全く力が入らない状態になってしまいます。

ただこれはフルマラソンも後半になると、かなりの確率で起こりうるエネルギー切れ状態に身体を慣らす意味では、かなり有効な気もしています。

エネルギー切れへの備えと減量のため早朝ジョグを継続しよう

フルマラソンでは2,500kcalほどのグリコーゲンがエネルギー源として必要と言われていますが、人間の体内に蓄えられるグリコーゲンの量は2,000kcalが限界と言われています。

そして人間はグリコーゲンが枯渇すると、脂肪をエネルギーとして利用するようになるのですが、脂肪はエネルギー燃焼効率がグリコーゲンに比べるとだいぶ悪いと言われています。

ただグリコーゲンを枯渇した状態で走り続けていると、人間の身体や脳は生命に危険を感じるためか、脂肪をエネルギーとして燃焼してくれやすくなると言われています。

そう考えると、今のうちからこのエネルギー切れ状態で走るのを継続していけば、脂肪燃焼効率はぐんぐん上昇することは間違いありません。

そしてマラソンレース後半のエネルギー切れ状態に備えられるだけでなく、脂肪がメラメラ燃えてくれるため、かなりの減量効果も期待できます。

体重が落ちれば、フルマラソンでの走りはさらに楽になる事は言うまでもありません!

今は朝起きて走り出す前になると、エネルギー切れ状態になる自分の姿をついイメージしてしまい、意気消沈していく自分を感じたりしてはいます。

ただ続けていれば、フルマラソンに向けてかなりの効果も期待できそうという事で、エネルギー切れ状態に耐えつつも、とにかく早朝ジョグを継続していこうと思っています!!

 

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