2019年大河ドラマ「いだてん 〜東京オリムピック噺〜」の主人公・金栗四三氏について調べてみました

2020年の東京オリンピックに向けて、マラソンランナーなら絶対に見逃すことのできない大河ドラマ「いだてん 〜東京オリムピック噺〜」が明日1月6日(日)よりスタートします。

注目の「いだてん」の主人公となるのが、日本でのマラソン普及に大きな功績を果たしたとされる金栗四三(かなくりしそう)氏。

昨年の西郷隆盛氏をはじめ名だたる歴史的偉人が主役となってきた大河ドラマに登場する金栗氏ですが、恥ずかしながら私自身、いまいちどのような功績を果たした方なのか知りません。

そこで金栗四三氏について、ごくごく簡単に調べてみました。

日本のマラソン普及に多大なる功績を残した金栗四三氏

私が金栗氏の名前を知ったのは、毎年年始より多くの人々を釘付けにする箱根駅伝。

箱根駅伝の最優秀選手には金栗四三杯が贈られ、今年は8区で区間新記録を出し東海大学の総合優勝に貢献した小松選手が受賞しました。(富士登山駅伝で、一般の部で優勝したチームに贈られるのも金栗四三杯のようです。)

その箱根駅伝誕生に大きな貢献を果たしたとされる金栗氏ですが、功績はこの事だけではありません。

破れたランニング足袋を履いて、当時の世界記録を27分更新(2時間32分45秒)。

レース途中で破れた足袋を、底を三重に重ねて厚くする事で「マラソン足袋」の開発に成功(ドラマ・陸王のモデルにもなっている)

日本人としてはじめてオリンピックに出場(ストックホルムオリンピック)。

オリンピックの日本代表のプラカードがJAPANでなく「NIPPON」になる大きなきっかけを作った。

監督としてボストンマラソンにて、当時の世界記録を大幅に更新する記録(2時間18分51秒)で、山田敬蔵(やまだけいぞう)氏を優勝させた。

国産で初めてのランニングシューズ(カナグリシューズ)の開発に成功。

女性のスポーツ進出にも貢献。

フィリピンのフォルチュナト・カタロン選手、陸上短距離のオリンピック選手・谷三三五(たにささご)とともに、グリコの看板のモデルとなった。

などなどと、一分の隙もないほどに日本マラソン界に多大なる貢献をされている方のようです。

オリンピック選手としては大きな挫折を味わった金栗氏ですが・・・

そんな金栗氏はオリンピックに3度、マラソンで出場しているのですが、そのうち2回が意識を失っての途中棄権、そして唯一完走しているアントワープ五輪でも途中脚を痛めて16位に終わっています。

なかでも金栗氏にとってはじめてのオリンピックとなったストックホルムオリンピックでは、日射病で26.7km過ぎで意識を失い、森の中で昏睡していたところを発見されたそうですが、棄権の意思表示をしていなかったため、「行方不明」として扱われたそうです。

そしてストックホルムオリンピックから55周年を記念して国際親善の式典を行うために記録を見直していたスウェーデンオリンピック委員会によって、金栗氏の記録が抜け落ちている事が判明。

そんな金栗氏のストックホルムオリンピックでの記録を完成させるため、マラソンを完走してもらうべく招待を受け、ゴールした結果は54年8ヵ月6日5時間32分20秒3のタイム。

この記録はもちろんオリンピック最遅タイムで、今後破られることはまずないであろうと言われているようです。

他にも26歳と選手としては最盛期と言える時期に戦争によってオリンピック出場を逃したりと、オリンピック選手としては多くの挫折を味わった金栗氏ですが、日本マラソンを世界に通用するレベルにするべく大きな貢献を果たしました。

これも多くの失敗を繰り返しながら、あきらめずに不屈の闘志で、いくつもの苦難を乗り越えた金栗氏だからこそできた事である事は間違いありません。

とりあえず毎週「いだてん」を観るしかない

そんなわけで明日から始まる大河ドラマ「いだてん」の主人公である金栗四三氏について調べてみたのですが、調べれば調べるほど、ドラマを毎週日曜夜と、土曜午後の再放送と2回観るしかない気がしてきました。

自分はいつも、しかるべくタイミングで、しかるべくものに出会える宿命にある人間だと思っているのですが、今回はじまる「いだてん」もまさにそんな出会いの一つになる事は間違いなさそうです。

・・・というわけでここ数年、大河ドラマをみた覚えがほとんどない私ですが、今年については日曜夜8時には姿勢を正して「いだてん」を鑑賞させていただこうと思います!!

 

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