ナイキズームフライを履きこなせる身体と走りをつくろう

またまた失敗レースに終わった先週末の土山マラソンですが、ここ最近のレースとの違いは、確実に次に繋げられる収穫大きレースとなったという事。

その収穫としてあげられるのが、まず確実に走力を取り戻せている確信が持てた事。

そして次回以降のレースで今回の悔しさをぶつけようという大きなモチベーションを持てた事。

そしてもう一つは自分がフルマラソンで履くべくランニングシューズが、何であるのか確信できたことでした。

土山での走りですっかりズームフライ信者に

前半から想定外のペースで突っ込んでしまった土山マラソンですが、その大きな要因となったと思っているのが、レースで履いたランニングシューズ「ナイキ ズームフライ」でした。

このズームフライは自然と前傾姿勢が取れてしまうシューズ形状になっていて、しかも地面からの反発をかなり得ることができ、それほど踏ん張らなくてもスイスイ前に進んでいける実感がありました。

それは上り坂でも同様で、きつい土山マラソンの上り坂も驚くほどスイスイ駆け上がっていくことができました。

そして下り局面では、かかとのクッション性がかなり高く、着地衝撃をしっかり和らげてくれている実感がありました。

反発性もクッション性もあり、なおかつ走っていて楽しいシューズ。

このシューズなら、自分のフルマラソンでの記録はまだまだ伸ばしていくことができる。

そんな自分のパフォーマンスを大きく向上させる、大きな可能性を見いだすことができました。

ナイキ ズームフライとはどんなシューズ?

ナイキ(ナイキ) ズーム フライ 880848-101FA18 (ホワイト/27.0/Men's)

今ランニング界では厚底シューズが旋風を起こしています。

その厚底旋風の中心にあるのが、日本記録を更新した大迫傑選手や、設楽悠太選手がレースで履いていたことで知られる「ナイキ ヴェイパーフライ4%」。

このヴェイパーフライの普及版と言えるのが、今回私が土山マラソンで履いたズームフライで、最大かつもっともわかりやすい特徴は同じ厚底であるという事。

そしてつま先部がかなりせりあがっていて、この形状より自然と前傾姿勢が取りやすくなると同時に、着地が自然とフォアもしくはミッドフット着地になりやすくなります。

そしてズームフライはミッドソールに内蔵されているらしいフルレングスのカーボン混ナイロンプレートが、大きな反発力を生み出す。

そんな高反発を誇りながら、厚底構造でクッション性も十分で、長い距離を走っても脚をしっかり守ってくれる。

そして耐久力がないと言われがちなナイキのシューズの中では、ズームフライは耐久性も高めとも言われています。

こうした特性を見るだけでも、現段階でズームフライ以上に、今後フルマラソンそしてフルマラソンのためのトレーニングで自分の足を託せるシューズは見つかりません。

東洋大学を見習って戦略的にズームフライに適した身体を

そんなわけですっかり「ナイキ ズームフライ」信者になった私ですが、このシューズは他のシューズとはかなり形状が異なり、フォームも自然と強制されていく感があります。

そのため普段は使わないような筋肉も動員されている感があり、土山マラソンではそんな筋肉がレース途中で悲鳴をあげてしまったことも、27キロ過ぎの足つりにつながった可能性があります。

今後のレースで同様のことが起こらないようにするためには、普段よりこのズームフライを履いて練習する必要性を感じています。

ちなみにズームフライの上位モデルとも言える「ヴェイパーフライ」を履いて、今年の箱根駅伝往路優勝を果たした東洋大学は、このシューズを戦略的に練習に取り入れ、シューズに適した身体作りを行ったと言われています。

そう考えると私の場合は、ズームフライに適した身体そしてフォームを作るべく、今後戦略的にこのシューズでトレーニングを行っていく必要がある気がしてきました。

・・・というわけでズームフライの耐久性は少し気がかりではありますが、今後のトレーニングではできる限りこのズームフライを履いて走る事で、肉体及びフォーム改善につなげていこうと思っています!!

 

今回の記事で紹介したランニングシューズ

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