7月14日(土)正午より15日(日)正午まで24時間の間、一つのタスキをチームで走ってつなぐ「ランナーズ24時間リレーマラソンin舞洲スポーツアイランド 2018」が開催されました。

昨年もセカンドウィンド四日市メンバー+αで出場したこの大会ですが、昨年は私自身は諸事情あって走っておらず。

ただ今年度はこれといった怪我もなく、体調も万全と、出場しない理由はどこにもないという事で、チームの一員として初の24時間リレーマラソンに参加させていただきました。

予想に違わぬ暑さの中リレーマラソンがスタート

今回出場したリレーマラソンは周回約1.4kmのコースを24時間チームで走り続け、何周走ったかで順位を競い合うルール。

とは言っても、とんでもない暑さだし、もともと結果を求めてエントリーしたわけでもないという事で、結果は気にせずに楽しもう。

・・・という方針でチームとしてのぞんだはずなのですが、セカンドウィンド四日市メンバーの皆さんには手の抜き方をあまりご存じない方ばかりのようで(?)、スタート直後から力の限り走っていただいていた結果、スタート2時間経過時の順位は228チーム中、まさかまさかの22位とかなりの好順位。

ただ最高気温38度の予想に違わぬ酷暑に加えて、比較的フラットと聞いていたはずのコースは1キロすぎに結構なきつさの上り坂が待っていてと、確実にメンバーの皆さんのスタミナを奪っていきました。

とにかく楽しくて仕方なかった夜の時間帯

そんな暑さの中でも、メンバーそれぞれが全く手を抜く様子もなく、その事はチーム全体としてなかなか手を抜きにくい雰囲気になってきて、とんでもない暑さの中でも大きな失速は全くなし。

そして順位は多少の上下はあったものの20位台をキープしたまま、レースは夜に突入していきました。

夜になっても相変わらずの暑さだったのですが、炎天下の日中に比べると、断然走りやすくなったという事で、私自身もなぜか急に全力スイッチが入ってしまう事に。

結果日中はキロ4分ペースを維持するのもやっとだったはずが、キロ3分半前後ペースまで、大幅にペースアップ。

そして残り300mあたりからは、さらにペースアップしてスパートをかけると、沿道の方からどよめきのような「あの黒帽子の人(多分黒い帽子をかぶっていた私の事と思われる)すごい速い!」との見知らぬ方からの声援も何度もいただけてと、とにかく走っていて気持ちよくて仕方ありませんでした。

おかげで日中は「少しでも自分の走る出番を減らせれば・・・」的なムードだったのですが、夜の時間帯は「一刻も早く自分の順番が来てほしい!」と思ってしまうほどモチベーションも高く、とにかく走っていて楽しくて仕方ない状況でした。

そしてお茶目(?)な出で立ちで、チームの気持ちを和ませてくれるメンバーもいらっしゃってと、ガチモードに突入しつつも、腹を抱えて笑わずにいられないひと時もありました。

そして深夜の時間帯も、メンバーの皆さんが全く手を抜く事なく走り続けてくださった結果、朝4時の段階では順位が20位まで上がっていました。

我慢我慢の最後の6時間

早朝の時間帯になると、夜の好調さが嘘のように身体全体が重く、ペースも大幅ダウン。

それは周囲のメンバーも同様だったようで、走りを見ていても、明らかに疲労の色がにじみ出ていました。

・・・が時間が経っていくうちに、メンバーの動きもどんどんよくなってきて、私自身もまたまたキロ4分を軽く切るペースまでスピードアップ。

ただ9時すぎあたりからは、日差しもかなりきつくなってきて、気温もどんどん上がっていって、全く笑えないほどの暑さに。

そんな過酷な状況にあっても、チームの雰囲気はずっとよく、走るメンバー誰もができる限りの力を出し切って、周回をどんどん重ねていってくださいました。

そして最後の最後はメンバー全員が我慢我慢の走りで、しっかりタスキをつなぎ切ってくださり、15日(日)正午にリレーマラソンは終了しました。

チームとして収穫多きリレーマラソン

メンバーにトラブルらしいトラブルがほとんどなかったこと、そして参加者全員がこれ以上ない過酷な状況下で24時間走り続ける経験を共有できた事など、今回のリレーマラソンでは大きな収穫を得ることができました。

そして最終順位は21位と、昨年の91位から大幅に予想をはるかに上回る結果。

もともと好順位を求めて出場した大会ではないにしても、この結果は秋のレースにこれから向かっていくうえで、チームにとって大きな自信につながった事は間違いありません。

メンタル面が大きくものを言うマラソンにおいて、自分の走りに「自信」を持つ事は、ある意味レースで結果を出すために最も重要な要素。

その自信を得られた事で、今のタイミングから秋のレースシーズンがかなり楽しみになって来ました。

それはチームとしてだけでなく、私自身にとっても・・・

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