フルマラソンで結果を出すために、まず最優先すべきは目標を明確にすること。

ここ最近目標がとにかく曖昧で、レース直前にいきなり目標が変わってしまったりして、結局不甲斐ないレースばかり繰り返していた私にとって、この事は間違いのない事実だと思っています。

ただ目標を設定するというのは案外難しく、ちょっと頑張れば達成できるような目標では、心に変な余裕ができてしまい、案外練習に身が入らないものです。

逆にあまりに無謀な目標を立てても、早い段階で諦めの境地に達してしまい、結局練習に身が入らない。

そこでフルマラソンでの目標はかなり頑張らなくては達成できないけど、あまり厳しすぎてもやる気が失せてしまうという絶妙なラインで組む必要があるわけですが・・・

秋の目標はフルマラソン2時間50分切り

フルマラソンの目標は2時間40分切り、そんな目標をなんの根拠もなく立てていたここ3〜4年ほどの私ですが、フルマラソン2年連続完走なしの私には、それこそ無謀な目標です。

とはいえサブスリー目標あたりだと、故障さえせず、練習を継続する事ができれば、そしてなおかつ今より5キロ痩せれば、結構余裕を持って達成できる目標の気がしています。

そう考えると今年の秋のレースで、私が目指すべくフルマラソンの目標タイムは2時間50分切りあたりが、「かなり頑張らなくては達成できないけど、厳しすぎもしない」絶妙のラインのような気がしています。

そんなわけで今年の秋のレースでの目標は「フルマラソン2時間50分切り」に決める事にしました。

自作メニュー別目標ペース一覧表に従って

・・・とは言っても現状の私は、6月中旬にある金沢、おかやま、神戸マラソンの抽選結果発表を待つ状況で、2時間50分切りをどの大会で達成するかが全く決まっておらず、どうも具体的なイメージがわかない状況にあります。

ただ目標レースが決まっていないからといって、6月中旬までのんびりジョギングばかりして過ごしているようでは、間違いないく秋のレースで結果は望めません。

そこで今年は10月下旬から11月中旬ごろまでのレースを目標とするという前提で、セカンドウィンド四日市メンバーの皆さん向けに作成した「2018年度レース目標タイム別・シーズン強化メニューの目標ペース目安一覧表」に基づいて、私自身も今から練習に取り組んでいく事にしました。

この一覧表は、私が信奉してやまないダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版に書かれている教えを、私なりの解釈でできるだけシンプルにまとめた表。

そのためそれなりの信ぴょう性は担保されると、個人的には思っています。

まずは200mレペティションから

この表はシーズンごとに重視するべくメニューを決めて個別に目標タイムを設定する事で、段階を踏んでレースでの目標タイムに近づいていく内容となっています。

そんな表の中で、一番最初に強化メニューとして組み込まれているのは200mレペティション。

この表によると2時間50分切り目標だと、200mレペティションの目標設定タイムは38秒と、正直それほどきつい目標ではありません。

ただレペティションはスピード強化よりも、ランニング経済性の向上=効率の良いフォームづくりが最も優先すべき練習目的である事を考えると、多くの本数を重ねていっても、いかにフォームを崩さず、そしてよりよいフォームにつなげていけるかが重要になってきます。

そう考えると、正直今の私では38秒を維持して、10本以上の本数を、フォームを崩さず走りきれる自信はあまりなく、ちょうどいい目標設定であるような気がしています。

段階を踏んで着実に目標に近づけていこう

フルマラソンを2年連続で一度も完走できていない私にとって、フルマラソン2時間50分切りはかなりきつい目標であることは間違いありません。

ただ半年近い期間の間、それなりの練習が継続できれば、絶対に達成できる目標でもあると思っています。(たいした根拠はありませんが・・・)

そんなわけでまずは200mレペティションを38秒で15本、フォームを崩さず、そしてより効率良いフォームづくりを目指しながら走れる事を目標に、段階を踏んでフルマラソン2時間50分切りの身体づくりを目指していきたいと思っています!!

 

今回の記事で紹介した書籍

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版
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