来年度のランナー育成方針づくりのベースとなる「リディアード理論」を徹底的に極めよう!

名古屋ウィメンズマラソンも終わって、今年度の主要レースもほぼ終了。

今年度のセカンドウィンド四日市ではほとんどのメンバーが自己ベストを更新したものの、まだまだ行けたはずと思えてしまう方も多くいらっしゃってと、マラソンのきびしさを痛感させられた1年となりました。

来年度はそんなまだまだ行けたはずのメンバーの方が、そのポテンシャルを最大限に活かせるような育成方針を打ち立てていく必要があるわけですが、その育成方針の土台として考えていますのが・・・

来年度の育成方針のベースとなるのはリディアード理論

リディアードのランニング・バイブル

来年度のセカンドウィンド四日市の育成方針の土台として考えているのが、ランニング専門書の名著中の名著と言われる「リディアードのランニング・バイブル」に代表されるリディアード理論。

リディアード理論はもう50年近く前に打ち立てられた理論ではありますが、今も全く色褪せる事はなく、高橋尚子さんを育てた小出義雄監督、三重県の誇る名ランナー・瀬古利彦さん、そして箱根駅伝三連覇を果たし今が旬の原晋監督など名だたる指導者が、その理論をベースにランナーの指導にあたられています。

アーサー・リディアード氏が理論を打ち立てた背景

そんな名だたる指導者の多くが信奉するリディアード理論を打ち立てた、故アーサー・リディアード氏は1917年7月6日にニュージーランド・オークランド市に生まれました。

靴職人として働き、フットボールを楽しんだり、たまにいきあたりばったりの練習だけで陸上競技の試合に参加するだけのごくごく普通の人だったリディアード氏ですが、28歳のある日自分に思ったほどの体力がない事に気づき、将来の健康状態を心配して走り始めたようです。

そんなリディアード氏ですが、自分の走りを実験台にしてトレーニング方法を研究し続け、その実験に興味を持った近所の若いランナーも巻き込んで、その実験は10年以上続きました。

そしてリディアード氏自身もより実践的な実験を行うことを目的に積極的にレースに参加し、結構いい年になっていたにもかかわらず地方代表のクロスカントリー選手、そして国内選手権に挑戦するほどの選手となったようです。

ただそんな結果には満足せず、今までのレース結果から、今までやってきたトレーニング方法に大きな欠点がある事に気付き、さらに自分の身体を酷使していく中で、徐々にトレーニングのパターンを進化させ、ついに究極の理論を打ち出すに至りました。

究極の理論に基づき多くのオリンピックメダリストを輩出。

さらにリディアード氏はその理論を洗練させるために山岳地帯を繰り返し走ったり、1回の練習で50km走ったりなどという実験を自身で繰り返していくうちに、ランニングで成功するための鉄則を見出す事に。

そんな究極の理論、そして鉄則を打ち立てたリディアード氏の指導で育ったランナーが、次々とニュージーランドの中長距離でタイトルを獲得。

そして1960年のローマオリンピックではピーター・スネル氏が800mで、マレー・ハルバーグ氏が5000mで金メダル、さらにバリー・マギー氏がマラソンで銅メダルを獲得し、名指導者としての地位を確固たるものにしました。

そして自身も61歳と年を重ね、ちょっと少し真面目にトレーニングしただけで、フルマラソン・サブスリーを達成しているようです。

故リディアード氏からもっと多くを学ぼう!

・・・というわけで今回はリディアード氏の経歴について簡単に紹介させていただいたわけですが、実際のところ指導を始めた頃は、私と同じく全く陸上経験なしの素人同然の立場。

それにもかかわらず多くのトップランナーを育てたのみならず、ラグビーや自転車・カヌー・フットボールなど多くの種目の選手の成功を助け、世界最高の中・長距離コーチとまで言われるようになったリディアード氏。

私自身、そんなリディアード氏の理論をよりじっくり学んで理解を深める事はもちろん、その理論を打ち立てるまでに至ったプロセスは大いに参考にすべきです!

・・・というわけでまずはリディアード理論をより自分のものにすべく、「リディアードのランニング・バイブル」をもう一度じっくりじっくり読み込み。

そして自ら読み込んだ内容をひたすら実践していく事で、来年度のランナー育成方針を作成するための土台をしっかりと固めていこうと思っています!!

 

今回の記事で参考にさせていただいた書籍

リディアードのランニング・バイブル
アーサー リディアード
大修館書店
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