ここ最近のフルマラソンのレース運びのトレンドは「ネガティブスプリット」なのだと思いますが・・・

昨日は女性トップランナーのみが出場できる大阪国際女子マラソンが開催されていました。

大阪国際女子マラソンホームページはこちら

そのテレビ中継では、トップランナーのレースに向けた練習内容やレース運びなどの分かりやすい解説(増田明美さんの解説は神レベルです!)もあり、いつもいろいろと勉強させていただく事が多いのですが・・・

レース結果は見事な後半の追い込みで重友選手が優勝

結果は天満屋の重友梨佐選手が、後半にかけての見事な追い上げで5年ぶりの優勝。

重友選手は昨年の大阪国際女子マラソンで4位で終わった時から、1年後のこの大会での自己ベスト更新を目標に据えてきたそうですが、夏場には2ヶ月間まったく走れない時期もあったとの事。

監督から出場回避も勧められたほどの状態だったようですが、結果は自己ベストにこそ59秒及ばなかったものの、圧倒的な強さを見せつけての優勝。

そんな苦しい状況に打ち勝っての優勝だったからか、ゴール直後の重友選手の涙は本当に印象的でした。

ネガティブスプリットが大会の方針だったようですが・・・

そんな重友選手の優勝で幕を閉じた大阪国際女子マラソンでは、何度も何度も「ネガティブスプリット」の言葉が出てきていました。

ネガティブスプリットとは前半ペースを抑え、後半ペースを上げていく、後半重視のレース運びの事。

このネガティブスプリットが2020年に開催される東京オリンピックに向けた日本陸連の強化方針との事で、今回の大阪国際女子マラソンではペースランナーの前半の通過タイムが昨年より1分近く遅く設定されていたそうです。

結果的に前半の先頭集団のペースアップに敢てついて行かず、後半見事な追い上げを見せた重友選手が優勝と、ネガティブスプリットが功を奏したようにも見えましたが、ラップだけを見れば前半と後半はほぼほぼイーブンだったとの事。

また他の上位選手の皆さんは前半より後半が3分〜6分遅いタイムと、今後に多くの課題を残す大会であったとの記事がニュースサイト等では目立っていました。

ここ最近はネガティブスプリット推奨派が多いですが・・・

ネガティブスプリットは今回の大阪国際女子マラソンだけでなく、市民ランナー向けの雑誌でも勧められる事が多い気がしています。

ただ個人的には「フルマラソン30〜35キロ過ぎの脚に疲労が蓄積され、しかもメンタル的にも疲れ切った状態でどうやってペースアップできるのか?」どうもピンとこないというのが正直なところです・・・

実際私がフルマラソンでベスト・セカンドベストを出した時のレース運びは、前半速めのペースで入って、後半粘り切っての「ポジティブスプリット」。

またセカンドウィンド四日市メンバーの皆さんの話を聞かせていただいても、ベストを更新した時のレース運びにはポジティブスプリットが明らかに多い気がしています。

洞爺湖マラソンはポジティブスプリットで行こう!

後半重視のネガティブスプリットか前半重視のポジティブスプリット・・・これには人それぞれの考え方があるので、どちらがいい悪いという話ではありません。

ただなんとか結果を出したいと思っている今年の洞爺湖マラソンで少しでも後悔を残さないためには、ここまでの自分や周囲の方々の結果からも、ポジティブスプリットで行くべきだというのが私の結論。

あとはポジティブスプリットで前半突っ込んで、後半粘り切れるための身体をつくり上げて行くために、何をすべきか?

そんな事を考え出すきっかけを作れた事が、今回の大阪国際女子マラソンテレビ観戦の一番の収穫となりました!!

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多田 夏彦

書いている人 多田 夏彦

四日市のランニングチーム・セカンドウィンド四日市(通称:SW四日市)代表。ランナーとしてフルマラソン2時間40分切りを目指して日々練習を続けながら、チームの運営やインターネットの活用などを通じて、四日市ランニングの魅力をより多くの方々にシェアしていければと考えています! フルマラソン自己ベスト:2時間45分39秒

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